全国各地のUD活動や取り組みを紹介! 自治体ユニバーサルデザイン

「ユニバーサルデザイン誌」で掲載された各自治体のUD活動を幅広くご紹介します。

福岡県

ユニバーサルデザイン5号掲載

県土は歴史的、地理的背景から、福岡、筑後、筑豊、北九州の4地域に大別される。福岡、北九州の2地域に人口が集中し、筑豊は過疎化が進んでいる。高齢化率が30%を超える自治体は矢部、宝珠、星野、小石原、大島の5村。いっぽう、福岡市に隣接する春日、大野城、古賀の3市、那珂川、粕屋の2町の高齢化率は12%未満である。介護保険については、県内72市町村(4市、60町、8村)が「福岡県介護保険広域連合」を組織して、広域で運用する。
福岡市を中心に外国人登録者数は約3万人にのぼる。今年7月、「九州・沖縄サミット福岡蔵相会議」が、福岡市博物館で開催されるなど、アジア、世界とのつながりは深い。
県財政は、近年、大幅な財源不足の状態が続いている。2000年度予算編成においては、事務事業の見直し、人件費の抑制、建設事業費の規模抑制などを図り、一般歳出を極力抑える方向。当初予算編成では、「ふくおか新世紀計画」に沿って、新しい県づくりに向けて緊急な事業を重点的に推進する構え。

《福岡県の主なデータ》

面積:4968.22k㎡
人口:501万3584人
(男 239万0426人/女 262万3158人)
世帯数:190万5043世帯
人口密度:1009.1人/1k㎡
高齢化率:16.7%
就業人口(15歳以上):
第1次産業 5.9%
第2次産業 33.8%
第3次産業 59.6%

【掲載内容】

●知事インタビュー

麻生渡氏 福岡県知事
ベンチャー企業育成の一環として映画づくりに着手しました
PDFアイコン(304KB)
(Ud誌掲載誌面のPDFが見られます)

●医療・福祉のグランドデザイン

環境、人間、アジアが基本コンセプト

●公的介護保険 広島県の動向

利用者が1割負担するモデル事業を実施

●市町村リポート

福岡市
アジアの交流拠点都市として国籍、人種、言語のバリアフリー化に注力
首長の「視点」:福岡市長 山崎広太郎
すべての人が元気になれる活力溢れるまちをつくる
北九州市
重厚長大都市から福祉先進都市への転換
筑穂町
高齢者の社会参加を支援するために独自に無料バスを運行
PDFアイコン(852KB)
(Ud誌掲載誌面のPDFが見られます)

●エディターズアイズ

強力なリーダーシップで都市のルネッサンスを推進

UD5号掲載の福岡県の扉イメージ