21世紀の社会のしくみをデザインする

できるだけ多くの人が安心して快適に暮らせるユニバーサル社会を実現するために1998年に創刊された雑誌です。ユニバーサルの考え方や最新事例を紹介しています。

ユニバーサルデザイン

37号発行:2015年11月15日
価格:2,160円(税込)

《特集 1 》
療養環境の再定義
病院ブランディング戦略

厚生労働省の発表によると国民医療費は増え続け、2013年度は40兆円を超えた。療費の増加は、国の財政を圧迫するとし、抜本的な見直しが行われている。
本誌27号では、「病院が変わる」と題して、UDの視点から考える医療施設計画の7つのポイントを紹介した。また34号では「地域医療と病院経営」を特集した。
今号の特集1では、その第3弾として「病院ブランディング戦略」に焦点を当てる。 2015年に策定された地域医療構想では、2025年の医療需要を踏まえた病床の機能分化と連携が謳われている。
めざすべき医療を実現するためには、医療機能の分化・連携を進めるための施設・設備、医療従事者の確保・育成なども必要だ。 そうした取組みを病院ブランディングの視点で捉え、療養環境と医療スタッフの働く環境づくりを中心に、5つの病院の事例を紹介する。

《特集 2 》
利用者の目線で考える
医療環境づくりを支える技術サービス

病院づくりにおいて、最も重要となるのが、「ユーザー目線の環境づくり」だといえる。病院には、大きく分けて患者、医療者、経営者という3者のユーザーがいる。
各ユーザーによってニーズは異なるが、共通することは、よりよい医療の提供にある。そのための建築、設備、材料、ICTやサービスは常に進化を続けている。
特集2では、患者、医療者、経営者のニーズを具現化し、最良の医療環境づくりに貢献する企業の取り組みを紹介する。

編集長インタビュー
成熟社会の先進都市、東京の魅力を
世界にアピールしよう!
スポーツジャーナリスト 二宮清純

東日本大震災からまる四年、
復興から見える「まち」とは何か
復興庁事務次官 岡本全勝

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた
UDのまちづくり
東洋大学ライフデザイン学部教授 高橋儀平

世界の健康都市「シンガポール」

自治体フォーラム
佐賀県嬉野市 谷口太一郎 市長
新潟県妙高市 入村 明 市長
千葉県流山市 井崎義治 市長

その他
●連載 ユニバーサル健全デザイン
など

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ユニバーサルデザイン37号の表紙

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