できるだけ多くの人が安心して快適に暮らせるユニバーサル社会を実現するために1998年に創刊された雑誌です。ユニバーサルの考え方や最新事例を紹介しています。
ユニバーサルデザイン
35号発行:2014年7月25日
価格:2,160円(税込)
《特集1》
健康オフィス
グローバル競争にさらされている企業は、経営の効率化を追求し、オフィスでは生産性向上や知的創造が求められている。一方でストレスによるうつ病の発生や自殺者の増加が社会問題になり、「労働安全衛生法」が改正され、事務所のメンタルヘルス対策が義務付けられるようになった。
これからのオフィスには、働く人の安全や健康を守ることはもちろん、経営の健全性や持続性、つまり組織の健康を増進する「予防医学」の視点が重要だ。本特集では、働く人の心の健康と環境づくりの考え方を事例とともに紹介する。
《特集2》
世界の健康都市 -台湾-
新竹市、台南市
台湾では、外食の依存などカロリーの過剰摂取による肥満が問題視されてきたが、そこは漢方薬を日常的に摂取する国民性もあり、最近では健康志向が高まっている。健康都市づくりについては、台南市や新竹市をはじめとする市や団体が準会員として健康都市連合に加盟し活発に活動を行っている。
台湾がどのように健康都市に取り組んでいるのか。台湾健康都市連合事務局長で陽明大学の郭憲文教授より総論を、新竹市と台南市より各市の取り組みについて寄稿いただいた。
その他
●自治体フォーラム
千葉県柏市、宮城県涌谷町、愛媛県八幡浜市
●企業市民フォーラム
アズビル(株)、三建設備工業(株)
(株)タジマ、だんぱプロジェクト
(株)ケアコム、(株)エムアンドエイチ
●ヘルスプロモーション
進む高齢化社会のためのイノベーション
企業活動を通して国民に浸透するスマートライフプロジェクト
地域が主役 まちの健康研究所「あ・し・た」
大規模大気汚染 室内空気環境対策の現状
●Trend of UD
人と環境にやさしい住まいを体感できる
TDY東京コラボレーションショールーム ほか
●連載 ユニバーサル健全デザイン
●ハンサムウーマン
など