できるだけ多くの人が安心して快適に暮らせるユニバーサル社会を実現するために1998年に創刊された雑誌です。ユニバーサルの考え方や最新事例を紹介しています。
ユニバーサルデザイン
32号発行:2011年12月26日
価格:2,100円(税込)
《特集1》
新しい社会の仕組み
東日本大震災を機に、安心・安全を柱とする健全なる成長へのフレームワークが求められている。人とまちと社会の健康は、ユニバーサル社会の目的とも重なる。一方、「健康」といっても、人によってさまざまだ。まして「健康都市」とは、「都市の健康」なのか「都市住民の健康」を示すのか。ひとついえることは、家族や友人、周囲の人と共有してはじめて健康といえることだ。そこで今回は、「絆」をキーワードに鼎談を行った。
《特集2》
健康都市とその展開
WHO(世界保健機関)は、健康阻害の原因は個人だけではなく、都市環境や社会や経済状況にあるとしている。都市生活者の健康を改善するには、どこから手をつければよいのか。本特集では、WHO国連事務所所長をはじめ、研究者や自治体トップ、NPOに登場いただき、健康都市の理論と実践について明らかにする。
●自治体フォーラム
「健康都市」を実践する袋井市、市川市、尾張旭市
●ヘルスプロモーション
これからのヘルスプロモーションほか
●ユニバーサルデザイン
羽田空港国際旅客ターミナルほか
●現代ダンディズム考
マークエステル(画家)