「ユニバーサルデザイン誌」で掲載された各自治体のUD活動を幅広くご紹介します。
宮城県
浅野知事の就任後、宮城県は福祉政策を県政の中心に据えた。
生きる力がもっとも弱い人が、自立して生きられる社会なら、すべての人にとって真に豊かな社会である。
県が第3セクター方式で設立したシンクタンクの試算では、公共投資に比べて福祉分野への投資のほうが経済波及効果がはるかに大きい。
1998年度の予算編成では、公共事業関係費を約8%減額して、社会福祉費や科学技術振興費に重点配分した。
宮城県の多様な福祉・医療・保健政策のなかで、今号では「みやぎの福祉・夢プラン」、「バリアフリー国体」、「保健医療福祉中核施設」、「子ども病院」を中心に紹介する。
《宮城県の主なデータ》
【掲載内容】
●知事インタビュー
浅野史郎 宮城県知事
財政的に余裕がないので福祉をやらないという言い訳はできない (840KB)
(Ud誌掲載誌面のPDFが見られます)
●公的介護保険 宮城県の動向
広域化のスケールメリットでサービスの質・量を確保
●福祉・医療のグランドデザイン
福祉で地域社会の活性化を図る「福祉立県」計画
●市町村リポート
仙台市
都市を小地域に分割してきめ細かなサービスを提供
石巻市
漫画でまちを再生させる「マンガランド構想」
古川市
介護保険導入後の中核施設「保健福祉プラザ」を建設
涌谷町
保健・医療・福祉の包括システムを実現 (1.3MB)
(Ud誌掲載誌面のPDFが見られます)