「ユニバーサルデザイン誌」で掲載された各自治体のUD活動を幅広くご紹介します。
群馬県
県土の3分の2が森林で覆われ、東京の水瓶と呼ばれるように大小400の河川が大地を潤す群馬県は、恵まれた自然環境を守るために乱開発を避けてきた。県は豊かな自然を守り福祉意識を醸成する試みを少子高齢化政策の一環として位置づけ、子どもを育てたくなる社会、豊かな老後を過ごせる社会づくりを目指している。
今号では県の保健・医療・福祉政策の要点を報告するとともに、「社会福祉総合センター」の役割や「新県庁舎」の“バリアフリー度”、さらに介護保険の導入を目前にした県下市町村の動きなどを追ってみた。
《群馬県の主なデータ》
市町村数:11市33町26村
面積:6363.16k㎡
人口:202万3574人(1998年9月)
世帯数:68万1883世帯(1998年9月)
労働
就業者数:105万0985人(1995年10月)
経済・財政
県内総生産:7兆7219億円(1995年)
1人あたり県民所得:309万8000円(1995年)
農業粗生産額:2667億円(1996年)
製造品出荷額:8兆3999億円(1997年)
小売業年間販売額:2兆3318億円(1997年)
一般会計当初予算:8430億円(1998年)
【掲載内容】
●知事インタビュー
小寺弘之 群馬県知事
自然環境の保持と地域文化の興隆は“子育て支援社会”の2大要素 (912KB)
(Ud誌掲載誌面のPDFが見られます)
●公的介護保険
市町村が認定審査会を共同で設置する広域対応の動き
●福祉・医療のグランドデザイン
行政の垣根を取り払い少子高齢化に挑む
●市町村リポート
前橋市
福祉エリアの包括化と1人暮らし高齢者対策に注力
太田市
3カ国語で生活情報を提供する国際都市の福祉政策
安中市
介護保険導入を見据えたボランティア戦力化構想
六合村
保健・医療・福祉の複合施設がへき村を再生させた (1.2MB)
(Ud誌掲載誌面のPDFが見られます)